第25回「生かされた命」。
衰弱して倒れた西郷は、
土持政照らによって運ばれ一命を取り留める。
川口雪篷にこれで懲りたろうと言われますが、
西郷は大久保を信じ続けます。
土持は西郷に新しい牢を建てる事を思いつき、
住みやすい座敷牢が完成。
これだけしてもらったのだから、
西郷は、せめて学問でも教えようと子供達を集めます。
集まった子供らの中に、家に入って来ない者がおり、
理由を聞くと彼らは「家人」といういやしい身分であり、
家には入ってはならない決まりであるという。
西郷は「日新公のいろは歌」の一節を聞かせ、
身分で値打ちは決まらないと、家人を部屋に入れました。
一方、島津久光は薩摩への帰路「生麦事件」を起こす。
英国はその賠償に30万両を要求。
一橋慶喜は、
「薩摩が勝手にした事だから薩摩に払わすべき」と主張。
英国艦隊は薩摩に向かいますが、
大久保は徹底抗戦を主張。
「降伏するは戦わずして負けを認めると同じ」という、
至って当たり前の事を久光に進言して、
英国と戦う事になりました。
海江田信義と奈良原喜左衛門は切腹しようとしますが、
大久保に止められます。
・・・海江田はここで死んだ方が良かったですねぇ。
沖永良部島でも何故か英国艦隊の来襲が伝えられ、
雪篷は島抜け未遂、
土持は島に英国が攻めてくると妄言を吐き、
結局、西郷の発案で丸太を大砲に見立て、
海岸に並べる事になる。
・・・マジか・・・。
しかし島民は西郷の作戦には協力しません。
そこへ西郷が教えた子供達が手伝いに来る。
雪篷は子供達にナポレオンの事を教えます。
革命の大英雄だという。
ナポレオンはフランス革命後の人物ですけどね。
そしてだんだんと手伝う人が増えてきます。
その様子に雪篷は「まるで革命の様じゃ」とつぶやく。
なんだろうな。この茶番は・・・・。
しばらくすると薩英戦争が終了したことが伝えられ、
西郷も薩摩に呼び戻される事になります。
そして迎えに来たのは弟の信吾でした。
信吾はスイカ売りに化けて、
黒船に乗り込もうとしたという話をします。
このエピは事実ですね。
沖永良部島を出た西郷一行は、
途中で村田新八を喜界島で拾い、一路薩摩へ。
途中、信吾の機転で奄美大島に寄って愛加那に会う。
しばらくは愛加那は出てこないとおもいますので、
一応見納めですね。
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